採用に強い電気工事会社の社長は「信頼」を重んじる日系ブラジル人3世

社長のファーストネームはレアンドロ。横浜の電気工事会社・進正電

神奈川県横浜市を中心に電気の設計、工事、メンテナンスなど電気に関連する工事を一手に担う株式会社進正電の代表・志伊良正彦さんは、父の仕事都合で15歳のときに地球の真裏のブラジルから来日した日系ブラジル人3世というちょっと変わり種の社長。

同社は近年、隣接の東京のほか沖縄にも営業所を構え、電気工事職人を20名を抱えながらも、今なおホームページなどで採用に力を注いでいる最中だという。

独立志向の人間が多く、有能な職人の獲得に悩む会社が多い建設業界で職人を多く抱えられる理由はなんなのだろうか。そして、進正電における電気工事の楽しみ、魅力とはなんなのだろうか。志伊良さんに話を聞いた。

来日のきっかけと電気工事との出会い

志伊良正彦(しいら・まさひこ)/株式会社進正電/電気工事(材工) | 電気通信工事(材工)

–日本に来た理由はなんだった?

志伊良正彦(志伊良) 15歳の時に父親が「日本へ出稼ぎに行く」というので付いて来ました。本当は1〜2年でブラジルへ戻るはずだったんです。でも、来日してしばらくして彼女ができまして、別れたくなかったから日本に残ることにしたんです。

それで今に至ります。ちなみにその彼女は、今の奥さんです(笑)。

–電気工事の仕事との出会いは、日本に来てから?

志伊良 仕事としては日本に来て初めて携わりましたが、そもそもブラジルで高校に通っていた時に電気・電子を学んでいました。工事の仕事は、父親が電気工事の会社で働いていたので、そのお手伝いでアルバイトとして始めたのがきっかけでした。

職人数とマネジメント力で幅広い工事が可能

–進正電の設立経緯はどのようなものだった?

志伊良 平成16年ですから、設立は30歳くらいの時ですね。

当時、私よりも現場経験の長い同僚と一緒に会社を立ち上げることになったんです。その彼の名前が「進」で、私の正彦の「正」と合わせて「進正電」という社名になりました。

それまでには電気工事の現場で働く職人も、現場の施工管理も経験してたのである程度のキャリアはありました。

–進正電の強みは?

志伊良 主に「A工事」「B工事」「C工事」と言われる内装の一般電気工事を得意としています。商業施設やビル、学校、病院といった大型の建物・施設に対応できるだけの人員を確保し、マネジメントできることも信頼につながっていると思います。

それと合わせて設備の高度な機能を制御する計装工事にも対応できるので、「両方とも一緒にお願いできるのはありがたい」とお客様から評価をいただいています。

進正電が採用に強い理由と仕事の楽しさ

電気工事会社・進正電の採用の強さを語る代表の志伊良正彦さん

–人材不足と言われる中、進正電が人材を集められる理由は?

志伊良 ありきたりな表現かもしれませんが、「信頼」を大切にしているからだと思います。

もともと会社を親戚や友人と始めたこともあり、それがスタイルになっています。一緒に働く人たちを信じて任せるからこそ、こちらも信じてもらえているのだと思います。

また、ちょっとしたことですが、社内でのレクリエーションには力を入れていて、忘年会などはもちろんバーベキューやフットサル、社員旅行にいったりもしています。そういうところで愛社性が生まれているのかもしれません。

協力会社の方々、外部の職人さんとも信頼関係は大切にしています。支払いを遅れさせないとか、基本的なところ含めて。

–電気工事という仕事の面白みややりがいは?

志伊良 一つは電気工事に携わるには国家資格が必要で、それだけ責任や危険を伴う仕事だからこそ得られる達成感が大きい、ということ。もう一つは、電気という見えない存在を自分たちの手で工事することによって多くの人たちに便利さや感動が与えられること。

照明デザイナーが意図した明かりを現実のものにするのは私たちの仕事であり、それを形にできた時の達成感は、他では味わえないものだと私は思っています。

[企業情報]

社名/株式会社進正電

https://sustina.me/company/259

本社所在地/神奈川県横浜市鶴見区向井町4-85-13

対応可能職種/電気工事(材工) | 電気通信工事(材工)

対応可能エリア/全国


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