塗装工事の協力業社募集は増加傾向。CraftBank(以下、クラフトバンク)を利用した、塗装工事に関するマッチングサービス利用状況のレポートを紹介します。
塗装工事の仕事内容とは?
まず、塗装工事の仕事内容とはどのようなものでしょうか?
基本的には、専門の職人さんが、様々な機能も持った塗料を使って、建物に塗装をする工事のことを言います。
塗装工事は、建物の見た目を変える以外にも、防水をして建物基礎の腐食を防ぐ、熱を遮断して居住性を良くする、などといった住宅の機能を上げる場合や、建物を長持ちさせるためにも施工されます。
塗装工事を行う専門の職人・塗装工には、個人事業主や、法人をたて塗装工務店を経営している人もいます。他に、大手の企業や住宅メーカーに勤務している場合も。
それらの企業の下請けとして、工事の受注をしている場合もあります。
通常の建物に施す塗装だと、まず塗料を塗る前にしっかり洗浄を行ってから下塗りを行います。
色を整えるように、塗料を配合し、中塗り・上塗りと工程を重ねていきます。
工事によっては、古い外壁に壁材を重ねたりすることも。
また、通常の建物への塗装だと、高所作業もあります。
よって、足場を組む技能も場合によっては必要となるでしょう。足場を組む専門の職人、足場鳶に外注する場合もあります。
塗装工事は良スパイラルで募集案件が増加中!
2019年に入ってから1月から3月にかけて、塗装工事に関する協力業者募集が増えてきています。
塗装工事に対応できる企業(以下、塗装業者と呼称します)はクラフトバンクの中でも数が多い職種にあたり、そのおかげもあってマッチングが成立する確率も高くなってきました。そうしたクラフトバンク利用による成功体験の積み重ねによって協力業者募集案件数を増やしもらうことができ、仕事の案件があるからこそ会員の塗装業者も増えていくという望むべきスパイラルを描き続けることができています。
塗装工事はあらゆる建設工事において施工されることも多く、協力業者募集案件も安定して掲載されている状況です。
塗装工事の協力業者募集への問合せ率は94パーセント!!

さて、この3ヶ月間の塗装工事の協力業者募集の総数に対して、どれだけの割合で問合せが入ったかを示すいわゆる「問合せ率」ですが、全国平均が94パーセントと非常に高い数値を示しました。
東京だけに限るとより驚異的で、98パーセント。しかも数百件単位の協力業者募集に対してですから、クラフトバンクの運営側としても驚きでした。全国平均が示すように、その他の地域も似たような水準になっており、マッチングを利用していただいたことに感謝いたします。
塗装工事の協力業者募集1件に最大31問合せ!
塗装工事は施工需要が高いこともあって、協力業者募集も長期間にわたる求めている案件が多いのも特徴
必ずしも1つの協力業社募集に対して、1業者ないしは1一人親方を求めているとは限りません。そのため協力業者募集の掲載から問合せまでの平均日数も11日ほどと長くなっている傾向もありますが、当日や翌日問合せも目立ち、1週間以内に問合せが届いているものが全体の半数ほど、残り半分が日にちを置いて問合せをしてきているといった状況になっています。
つまりどういうことかというと、それは当日に問合せしてきた企業と、22日後に問合せした企業があった場合、2社からの問合せの平均を求めると11日になるような形になっていると思ってもらうといいでしょう。
この1月からの3ヶ月の間で、塗装工事の1協力業者募集に対して31件の問合せが寄せられたのが、最大問合せ数となりました。今後、この記録が更新されるのかも、継続してウォッチしていきたいと思います。